「薬剤師国家資格を取得したいけれど忙しくて思うように時間が取れない!」という人に向けて、効率的な薬剤師国家試験の勉強方法をまとめました。
試験内容から合格率、日程、勉強するときのコツなど、アプリの活用方法についても併せて紹介。余裕を持ったスケジューリングと、手を動かして参考書を読み込み、過去問を繰り返し解くのがポイントです。
薬剤師資格勉強における対策ポイントとは
薬剤師国家試験は、薬剤師に必要とされる倫理観や使命感、一般教養、薬学の知識や技能、態度などを習得できているか見極めることを目的に実施されます。例年2月頃に行なわれ、年に1度のみの開催です。
試験は北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県および福岡県の9都道府県で行なわれ、試験会場は受験票配布時に通知されます。
試験科目は90問の必須科目試験と255問の一般問題試験とに分かれており、一般問題試験はより細かく分類すると「薬学理論問題」と「薬学実践問題」から成ります。
試験期間は2日間で、試験結果は3月下旬に発表されるのが一般的。合格ラインは年度によって異なりますが、直近5年の合格率を見てみると、受験者の7割ほどが合格しています。※
薬剤師資格の勉強において大切なのは、薬剤師国家試験過去問を繰り返し解くこと。過去7年分を、できれば3回以上は解きましょう。繰り返し過去問に取り組むことで、出題傾向や自分の弱み、試験全体の雰囲気をつかめるようになります。
過去問7年分を3回以上というのは膨大な量なので、余裕を持ったスケジューリングが鍵になります。焦らず余裕を持って取り組めるように、可能であれば国家試験の1年前から手をつけ始めたいところ。
いきなり一日に何時間も勉強するのは難しいため、徐々に生活リズムを整えて身体を慣らしてください。
加えて、過去問を解く際に利用する参考書ですが、参考書に書かれている知識は徹底的に頭にたたき込みましょう。ただ見たり読んだりしていても内容は頭に入りません。
ノートに書くなどして手を動かし、問題を繰り返し解くのがコツです。インプットとアウトプットを繰り返すと、記憶が強固なものになっていきます。
さらに、膨大な過去問のどこから手をつけたらいいのかわからない人は、まず正答率の高い問題を解けるようにするのがおすすめです。
幅広い知識を網羅しなくてはならない薬剤師国家試験ですが、正答率の高い問題が解けることは合格の目安の一つになります。難しい問題が解けないとしても、正答率60%以上の問題は解けるようにしましょう。
なお、見落としがちな失敗要素として時間配分があります。実際のテストでどの問題にどの程度時間をかけるのか、予行演習しておくと安心です。
試験時間に合わせた生活を送っておくと、身体が環境に慣れ、脳が効率よく働きます。夜に勉強するのが悪いわけではありませんが、早寝早起きをして午前に勉強すると相乗効果が期待できます。
※厚生労働省「薬剤師国家試験の結果について」第105回~第109回
アプリを活用して薬剤師資格の勉強効率アップ!
薬剤師国家試験の勉強をバックアップするツールとして、「薬剤師国家試験アプリ」があります。有料のものと無料のものがあり、アプリによって搭載されている機能は異なります。
アプリのおもな機能は「過去問の解説や検索」、「演習」、「復習」、「学習管理」、「成績分析」。勉強記録を自動で行なってくれるため、正答率の集計や間違えた問題の記録を行なう手間がかかりません。
正誤判断も自動で行なってくれるので、丸付けにかかる時間を省略できます。アプリをうまく活用すれば、薬剤師国家試験の勉強効率を大幅に上げられるでしょう。
まとめ
薬剤師になるにあたり避けては通れない「薬剤師国家試験」。薬剤師の国家資格を取るためには幅広い薬剤の知識や思考力、問題解決力を有していなくてはなりません。薬剤師国家資格の勉強は、まず試験の出題内容や範囲、合格基準を知るところから始まります。
ノートに書き込んだり、暗記カードを作ったりなど勉強方法はさまざまですが、アプリを活用するのも一つの手です。繰り返し過去問を解く時間を確保するためにも、できるだけ早い段階から試験勉強に取り組みましょう。